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マトリョミンについて
マトリョミンは、ロシアの民芸品、マトリョーシカのボディにテルミンの機能を内蔵させた日本発の電子楽器。 日本のテルミン演奏の第一人者、竹内正美氏が代表の一人を務めるマンダリンエレクトロン社のオリジナル商品。 開発は1997年ごろ。製品化され一般に販売され始めたのは2003年からと見られる。
テルミンとの違いは、テルミンが演奏者の手の動きによって音階、音の大きさが調節可能なのに対して、 マトリョミンは音階のみ調整可能な点。しかし5オクターブの音階を持ち、見た目以上の高い表現力を持つ楽器になっている。 電源は電池を使用。底面にスピーカーがあり、部屋で演奏するには十分な音量が得られる。 外部アンプにつないで音を出すこともできる。
実際に生の演奏を耳にしたことがありますが、テルミン同様の電子楽器らしからぬ温かみのある音と予想以上の表現力に しばらく和ませてもらいました。木製のボディーも音に良い影響を与えているのかもしれません。合奏すると楽しそうです。