クララ・ロックモア Clara Rockmore(1911〜1998)
幼少時よりバイオリンを習い始め才能を発揮。将来を嘱望されていたものの、 10歳のとき自らが持つ骨格系の障害によりバイオリン演奏を断念。しかし、 この時までのクラッシック音楽の素養が、後に彼女をテルミン奏者として特別な存在にした。
テルミンがアメリカで一般に発売され始めた頃より、 開発者レオ・テルミン博士自らの手ほどきを受ける。 プロの演奏家として、テルミンに改良を施すよう助言し、 楽器としての完成度を高めた功績も持つ。
また、初期テルミン演奏者のひとりとして様々なテルミン演奏テクニックを開発。 飛び道具的な使い方が多かったテルミンを、クラッシック作品のなかで楽器として演奏し、 チェロやバイオリン、人の声をブレンドしたような独特の音を奏で魅了した。
(参考:ウィキペディア)