テルミンとは
テルミンは、1920年にロシア人科学者、レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン氏が開発した世界初の電子楽器です。
手で触れなくても演奏できるということ、電子楽器でありながら温かみのある音を奏で 演奏者の動きを敏感に感じ取って音の大きさや音階を変えることができるのが特徴です。
ヒッチコック映画での恐怖感をあおる効果音として使われていたのが一般的には良く知られているようですが、 1960年代から70年代にかけてはビーチボーイズが作品中に取り入れたり、 レッドツェッペリンのジミー・ペイジがステージで使っていたこともありました。
製品としてはシンセサイザーで知られるモーグ社のものが世界的に普及しているようです。 日本では「マトリョミン」などテルミンベースのオリジナル製品も開発販売され愛好家を増やしています。
モーグ社製テルミンのスタンダード機 Etherwave Standard Theremin